使命に励むミッション・ワーカーにとって、燃え尽き症候群は非常に身近な問題です。自分自身がその危険と隣り合わせだと感じていたり、仕事仲間がそうなってしまっていたり。人生を棒に振ってしまうような結果を目にすると、他人事で済ませることはできません。
この記事では、燃え尽き症候群の兆候にいち早く気が付き、最初の対策ができるようにセルフチェックシートを提供します。
使命に励むミッション・ワーカーにとって、燃え尽き症候群は非常に身近な問題です。自分自身がその危険と隣り合わせだと感じていたり、仕事仲間がそうなってしまっていたり。人生を棒に振ってしまうような結果を目にすると、他人事で済ませることはできません。
この記事では、燃え尽き症候群の兆候にいち早く気が付き、最初の対策ができるようにセルフチェックシートを提供します。
池田守男氏による資生堂経営改革の記事のスピンアウトです。
池田氏の歩みをストーリーでまとめたあと、ミッション・ワーカーのストーリーのまとめ方について話しています。
自分の使命をストーリーとしてまとめると、定期的に読み返して、ぶれない自分の軸として確認することができます。
使命をまとめるフレームワークをワークブックにまとめましたので、ダウンロードして活用してください。
人を助けて、仕えて生きたいのに、そのための能力がない、と嘆く人がいます。
確かに、すごくデキる人と自分を比べたら、そう思うでしょう。
自分にできることなんて、ほんの少しで、意味がない、と。
サーバントの特徴的な考え方のふたつ目は、能力に対する考え方です。
誰であっても、それぞれにユニークな、役に立つものをもっているというのです。
人生の目的は仕え合うことで、他者と競争して勝つことではありません。
競争は、自分と他人との比較です。
多くのものを手に入れることによって、他人より優位な立場を得ることができます。
たとえば、経済的にうるおっていれば、自分も満足できるでしょうし、人からも羨ましがられるでしょう。
良い業績をあげれば、評価されて、仲間より早く昇進することができるでしょう。
素敵な洋服を着て、好きなところを旅行し、仲間と楽しく過ごして「いいね」をたくさんもらえれば、優越感に満たされます。
そうやって、自分のために人より多くのものを得ようとするのが競争です。
しかし、サーバントは自分のために得ることで満足しません。
人を富ませようとします。
自分が手に入れたものを与えることによってです。
この世には多くのよいもの、私たちの心を満たすもの、すてきなものがたくさんあります。
ふさわしく活用すれば、相手を幸せにするために役立てることができます。
サーバントは、自分が手にするものは活用するために任された預かりものなのだ、と理解します。
「私は特別なものを持っていない」
「人のために役に立つものなど何もない」
という声が聞こえてきそうです。
特別なものでなくても、どんなものでも、人のために用いることができます。
あたたかい気づかい、力ある立場、率直な言葉、その他のあらゆるものが人の助けになります。
すべてのものは道具として用いられます。
自分のためだけに使うのか、人を傷つけるために使うのか、それとも人を助けるために使うのか、それはあなた次第です。
サーバントは、生きる目的が誰かを笑顔にすることだと自覚しているので、あらゆる良いものを惜しみなく人のために用いるのです。
サーバントは、人との競争に巻き込まれません。自分に与えられているものは、人のために役立てることができると知っています。そして、喜んで、それを活かします。