おすすめの自己理解ツール!ストレングス・ファインダーとは?

私ってどういう人?
自分でもよくわからないなあ。

悩むと、最後にはそこに行き着きませんか?
私は、いまだにそうです。

自分のことをよく理解したい。
自分との付き合い方を知りたい。
おそらくみんなの共通の願いです。

この記事では、自己理解を助ける、おすすめのツールであるストレングス・ファインダーを紹介します。

ストレングス・ファインダー簡単まとめ

自己理解を助けるツールは幾つもあります。
中でも、私がお勧めするのは、ストレングス・ファインダーです。
理由は後で説明します。

さっそく、ストレングス・ファインダーとは何か、紹介していきましょう。

箇条書きにしました。

ストレングスファインダーとは

  • 180ぐらいの質問に答えることで、あてはまる資質が順に並ぶ、自己理解ツールである
  • ギャラップ社が成功した人物たちの成功要因を抽出したリサーチによって生まれた
  • 資質は全部で34個あり、いずれも成功をもたらすことのできるものである
  • それぞれの資質は、影響力、実行力、戦略的思考力、人間関係構築力のいずれかに分類される
  • 特に上位の資質と、下位の資質に注目することで、自己理解が深まる
  • 資質の数が多いので、並び順を含めて、結果は個人に固有のものになる
  • 上位の資質同士がどう組み合わさっているかによって、個人の持ち味を理解することができる
  • 上位の資質を伸ばすほうが、より成長できるという信念に基づいている
  • 資質は、健全な取り組みによって、強みとして育てられていく
  • 結果は、個人の基本的な資質なので、年齢や経験とともに大きく変わることはない

以上です。

ずいぶん本格的な自己理解ツールなのだな、と思ったら、正解です。

ちなみに、良い解説ページがたくさんあります。
時間があったら、読んでみてください。

https://strengths-labo.com/strengthsfinder/

https://career-theory.net/strengths-finder-6477

https://www.jimpei.net/entry/category/jikorikai/sainou/strengthsfinder

私のストレングス・ファインダー体験

個人的に、どんなふうにストレングス・ファインダーを活用してきたのか、振り返ってみます。

初めてのストレングス・ファインダー

ストレングスファインダーを受けたのは、15年ぐらい前だと思います。
人の助けになる仕事をしたい、けれども方法がわからない、と思っていた時期です。
自分らしい働き方を模索していました。
自己啓発の本を読み漁っていました。

そんなわけで、書店で「さあ、才能に目覚めよう」を手に取ったのだと思います。
気軽な感じで、テストを受けてみました。

ストレングス・ファインダーの結果

上位の資質は

  1. 戦略性
  2. 着想
  3. 最上志向
  4. 親密性
  5. 活発性 でした。

あー、なるほど、そうだよね。
そうそう、当たってる。
という感想でした。
たぶん、10人中8人ぐらいは同じ感想でしょう。

そして、特にそれ以上のことはありませんでした。
たぶん、これも10人中8人ぐらいは同じだと思います。

時々ストレングス・ファインダー

とは言いつつも、どこかでは覚えていました。
何かで、ストレングス・ファインダーの話題が出ます。
自分は何だったっけ?と結果を探り出してきます。
また仕舞い込みます。
そんなことを何度となく繰り返してきました。

明確に覚えていたのは、上位の2つでした。
戦略性は、解決に至る道筋を見つけるのに長けた資質です。
着想は、物事のユニークなつながりを見出すのに長けた資質です。
自分は、どうしようかとユニークな解決方法を考えるのが好きだな、ぐらいの理解でした。

それが、ずーっと続いていました。

再びストレングス・ファインダー

ところが、最近、大きな変化がありました。
ストレングス・コーチのDさんに出会ったのです。
Dさんは、私が自分の資質をじっくり理解するのを助けてくれました。

上位5つ以外の資質も丁寧に説明してくれました。
その結果、自分にとって自然に活用している資質は、8つだなと理解しました。
上位5つと成長促進、自我、分析思考までを含んだ8つです。

また、上位の資質をどう用いたらいいか、一緒に考えてくれました。
コーチングは、私の資質を十分に活かせるものだと確認できました。

「ストレングス・ファインダー、すごくない?」

詳しい内容は、また別の記事で書きます。
今までになく、自分自身を深く理解できた経験でした。

ストレングス・ファインダーを勧める5つの理由

すっかりストレングス・ファインダーに魅せられました。

どうしてかな?と考えて、おすすめする理由を5つあげます。

長所を扱うので気分がいい

ストレングス・ファインダーの結果を話し合うと、自然と長所に焦点が当たります。

最初はちょっと気恥ずかしいものです。
でも、慣れてくると不思議に「自分っていい奴だな」と思えてきます。

ましてや、相手がそれを認めてくれると、文句なく気分が上がります。
やる気が出てきます。

この資質を活かせるなら、人生最高だな、と思えます。

自分のユニークさに気がつく

ストレングス・ファインダーの結果は、34の資質の並び順です。
単純に考えて、膨大な組み合わせの数です。

(数学の得意な人、助けてください。
34×33×32×31×…×2×1ということかな?)

自己理解ツールはたくさんあります。
4通りとか、8通りとか、16通りとかに分類されます。
このタイプとこのタイプの半々、というような結果も多くありました。

ストレングス・ファインダーの結果は、一人一人にユニークな組み合わせです。
それを理解するのは、少々骨が折れます。
でも、そんなことには代えられない、貴重な自己理解の深さを得ることができます。

こういう人って、世の中に自分しかいないんだぁ、と思うと、ジーンときます。

向いてないことを悟る

いままで長所の扱いばかり紹介してきました。
ストレングス・ファインダーは、下位の資質にも注目します。

自分の中で、活用しようとすると負荷がかかり、苦しくなるような資質です。
ある人にとって上位の資質が、私にとっては最下位の資質になりえます。

「そうか、それでミスが多かったのか」
「なるほど、やりたくなかったんだ、本当は」
「できない私がダメ人間だと思ってたけれど」
など、潔く認めることができます。

それで、けっこうホッとします。
下位の資質を無理やり頑張って活かさないとダメ、という思い込みから解放されます。

下位の資質については、とにかく賢く扱うことがカギです。

自分を理解してもらう助けになる

「ストレングス・ファインダーというのを受けたんだよね…」
そう話すと、多くの人はそれなりに関心を持ってくれます。
そのときに、結果が説明しやすい、というのがとてもいいです。

ストレングス・ファインダーの結果は、資質を示す単語です。
これが、人に説明するときに、案外と便利なのです。
あまり多くを説明しなくてもわかってもらえます。

自分のトリセツを手にするイメージです。
内省ー考え事しがちなので、ほっておいて大丈夫
着想ーアイデア出しは得意だけど、実行は期待しないで
親密性ー多くの人より、少人数の場面のほうが得意
といったことを要点を絞って伝えられます。

自分をわかってもらえると、人付き合いが非常に楽になります。

他人を理解できるようになる

4番目と似ていますが、ストレングス・ファインダーで相手を理解できます。

「あっ、本当はそういう面があるんだね」
単純なタイプ分けよりも、具体的に相手を知ることができます。

10人中8人は、あたってる!と驚きます。
10人中8人は、そのまま何もしません。
10人中残りの2人は、もっと理解を深めます。
その2人は、まちがいなく、次の人に勧めます。

というのは、相手を理解する共通の言語になるからです。

そして、お互いの強みを活かすように関わることが、大きな喜びになります。

というわけで、私も例外ではなく、ストレングス・ファインダーおすすめしています。

ストレングス・ファインダーの受け方

幾つかの方法がありますが、安価で手っ取り早いのは本を購入することです。

https://amzn.to/2vP0JOz

巻末に、ストレングス・ファインダーを受けるコードが含まれています。
上位5つの資質のみですが、とりあえずはそれで十分です。

 

もし、さらに34資質の並び順を知りたいなら、追加料金を払います。
2020年3月の時点では、6000円程度です。

34の資質のレポートは、自分にとって貴重なことが書かれています。
じっくり、穴があくほど読み込むといいでしょう。

間違っても、私のように10年も寝かせてしまわないように。
ぜひ、いい形で活用してください。

 

私は、今ストレングス・ファインダーにハマり過ぎてしまっています。
結果について話し合うのが楽しくて仕方ありません。

自分の結果をもう少し深く理解したい、という方がいたら連絡ください。
いっしょに結果を見させてください。